多くの問題への答えは、その問題が置かれている枠の外にあります。
そのため、視野を広げて考えることや、目を向けてこなかったものとつなげてみることが活路を開くことが少なくありません。
私達は、クライアントの課題を効果的に解決するために、こうした姿勢を持つように努めています。
私達は、クライアントを支援する上で、今後どのような展開を生み出していくかについての仮説ないしストーリーを積極的に描くようにしています。
描いてみた、あるいは描きかけのストーリーをクライアントに投げかけ、議論しながら、プロジェクトを進めていきます。
調査を通じて得たデータを分析する上でも、客観性を保ちつつ、その底流にある動きや構造を読み解き、ストーリーの構築につなげます。
私達は、クライアント自身やクライアントに関わりのあるものが備えている“何か”を活かし、その潜在力が発揮できるようにすることを大切にしています。
”何か”は、目に見えるものや人だけでなく、知識や技術、文化、歴史、考え方、言葉、あるいは好みなど、さまざまです。
あまり注目されていない要素も丹念に拾い上げて、新たな可能性を見出せるかを考えていきます。